感想

『クジャクのダンス、誰が見た?』5巻
面白いマンガを嗅ぎつける能力が高いと自負してはいるけれどそれもこの作品と出会えたからこそ言えることで。いや本………………っ当に面白いし巻を増すごとに疑心暗鬼になっていくこの感じが堪らない。ここまで質のいいクライムサスペンスって何を摂取したら思い付くのかが知りたい。イチケイのカラスも毎度悶えながら読んでたけど。
濃度がすごいので新刊が出るたびに1巻から読み返して見落としはないか探るけど全然見えてこないしその気味悪さや不安が気持ちいいまである。山下親子を軸に色んな出生や死のエピソードが絡むし警察の闇にジェンダーロール、パワハラモラハラと盛りだくさんな中で鳴川さんのキャラがひたすら明るくてよかった。
すべて知ったからといって楽になったりはしない、って真理だよなぁ。それでも真実を知りたいというのがニンゲンの矛盾なんだろうな。
あと地味にお嬢(この呼び方でいいんだ!?)がこの先パラリーガルを続けていくのかそのための復学や転学があるのかも気になる。
法曹界を舞台にしたフィクションもかなり楽しんできたけど、どの作品からも「生きていくためには“正義”に殺されないための“正しさ”を確かめねばならない」ってメッセージを受け取った。しらんけど。
あと何度でも言うけど志賀廣太郎さんが存命でないことが悔やまれる、実写で観たかった。
#まんが

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